石垣島で景色の良いスポット!一番のおすすめは平久保崎灯台!!

石垣島で景色が良いスポットを探している方も多いだろうと思います。

その中でも個人的には平久保崎灯台からの景色がすごくおすすめです。

異次元の美しさを誇る石垣島の海がよく見える場所なのです。360度の大パノラマで絶景が見られるのはここだけ!

また、地平線に沈みゆく夕日も見ごたえがあります。

さらに、夜に輝く満天の星も圧巻です。

石垣島の景色の美しさは感動的と言えるほどですが、中でも平久保崎灯台からの景色が最高なんです。

アクセス方法や注意点、平久保崎灯台へ行くならセットで訪れるべき場所なども含めてご紹介します!

石垣島の美しい海の景色を見るなら平久保埼灯台が絶対おすすめ!!

石垣島にはいくつもの灯台がありますが、綺麗な海の景色が見られるおすすめの灯台は平久保埼灯台がダントツです!

赤道に近い石垣島の空は太陽が直角に近い角度で当たるため、本州と比べてより青く見えます。空気中のチリなどが少ないこともあり澄んだ空は美しく、空が近くに感じます。

石垣島の中でも市街地から遠くに位置する平久保地域はさらにクリアな視界なので、空や海はより美しく、海面が広い範囲で見える平久保崎灯台からの景色は絶景なんです。

石垣島出身のバンド『BIGIN』のデビュー曲「恋しくて」を映画化した『恋しくて』のロケ地でもあります。

ここが素晴らしい!見どころ教えます!

空は青く澄み渡り、空と海の境目の深い青。淡い青へのグラデーションやエメラルドグリーンの海が広がっており、砂浜の白までのコントラストから透明度が分かります。

あの感動を是非味わってもらいたい!

場所によっては360度の大パノラマで絶景をご覧いただけます。

平久保崎灯台では太平洋と東シナ海の両方の海が見られるのです。北方向の右手が太平洋、左手が東シナ海となります。

晴れの日、太平洋側の海の遠方に、稀にですが「多良間島(たらまじま)」を見ることができます。「多良間島」は宮古島の離島です。多良間島が見られた方はラッキー!運がいいですよ!

灯台側の東シナ海側の遠方に浮かぶ島は「大地離島だいちぱなりじま)」です。約400m沖に位置しており、半年に一度大潮のタイミングで「大地離島」まで歩いて行くことができるんです。

緑も綺麗でアダンやテッポウユリ、ソテツも見られます。海と緑の組み合わせが最高です。

市街地から少し遠いので頻繁に訪れることはできませんが、私も大好きな場所です。天気の良い日に平久保崎灯台からの景色を見ている間は嫌なことも忘れてしまいますよ。何度訪れても感動する景色です。

平久保崎灯台へのアクセス

石垣島の最北端に位置しており、市街地から車で約1時間。石垣島空港からは車で約40分です。

市街地から行くと県道87号、県道209号、国道390号、県道206号を通ると最速ルートです。

バスやタクシーで行くことも可能ですが、不便なのでレンタカーなど車を手配することをおすすめします。

平久保崎へ向かう道路は舗装されており、曲がり角も少ないので運転しやすく、道中見られる植物や花や海の景色もすごく綺麗です。広大な牧場にたくさんの牛がのんびり歩くのどかな風景も見られ、癒されますよ。

駐車スペースは無料で10台くらいは止められます。トイレが設置されているので安心です。自販機もあります。

繁忙期には満車になってしまうことも多いのですが、鑑賞できる場所は広大なわけではありませんし、意外と早く回りますので、すぐに諦めてしまわずに、しばらくお待ちいただいた方がいいと思います。

駐車スペースわきの灯台入り口から坂道を上ると展望スペースがあります。展望スペースの場所に高い岩場があり、そこを登るとより高所からの景色がのぞめますが、足元が悪く手すりもない場所なので、お子さんや強風の日などは登らない方がいいでしょう。

灯台は展望スペースから階段を下りた場所にありますが、塀で囲われており中に入ることはできません。塀の周りを一周するように歩きながら景色を楽しんで下さい。

訪れる前の注意点!

天気のいい日を選んで訪れることをおすすめしますが、市街地で晴天でも山を越えた向こう側(島人は裏といいます)では豪雨ということもよくあります。

天気も変わりやすいので雨雲レーダーでリサーチすることをおすすめします。

タクシーで行く場合は、灯台を観光する間、タクシーには待ってもらった方がいいと思います。帰りにタクシーを呼ぶとなると市街地から向かうことになり、約1時間待つことになります。

バスで行く予定の方は行きと帰りの時間を計画し、徒歩の時間も計算に入れましょう。行きのバスは日に3本しかなく、往復するなら最後の出発時間では間に合いません。『平野』という場所で降り、20分程歩きます。

夏場は特にそうですが、石垣島の太陽の日差しは強烈で熱いよりも痛いという感覚です。帽子やUV手袋などを用意することをおすすめします。熱中症対策にこまめな水分補給もお忘れなく。

道中トイレが設置されている場所がいくつかありますが、出発前には忘れずにお手洗いに行くようにしましょう。

石垣島の美しい夕日が沈みゆく景色も最高!

夕方になると海原に沈みゆく夕日の景色も最高の美しい平久保崎灯台。日中の景色とは違った景色が見られます。

夕日に染められた紫とオレンジのグラデーションや時にはピンク色にも見える、まるで絵に描いたような幻想的な色彩が楽しめます。

平久保崎灯台は2006年に「恋する灯台」に選ばれており、認定看板も設置されております。夕方は比較的人が少ないので、恋する2人がロマンティックな時間を過ごす場所としてもおすすめですよ♪

夜は暗闇になりますので、暗くなる前に車まで移動しておくようにしましょう。念のために懐中電灯を用意しておくといいかもしれません。

石垣島の美しい満天の星を見るのにも最高の環境!

平久保崎灯台は夜景も最高です!空一面が星でいっぱいの素晴らしい景色が見られます。

月夜でも月の光が海原を照らし、違う顔が見られます。

平久保崎灯台の夜

回転灯が点灯しているのであまり怖くありませんし、少し明るくても開けた場所なので全天星空を楽しむことができます。

それはそれは美しいこと。ため息がでるほどです。

石垣島では21個ある一等星の全てを見ることができるんですよ。観測できる星の数は日本で一番とも言われているのです。

夕日を見た帰り道は休憩がてら星の観察がおすすめ

夕日を見に平久保崎灯台に行かれた方は、帰り道に美しい星空を楽しんで下さい。広い場所で途中下車することをおすすめします。

平久保半島の夜は街灯がなく真っ暗です。だからこそ、星を観察するのに最高の環境下なのです。平久保崎灯台よりも暗い闇から見る星は圧巻の輝きです!

星に詳しくない方でも満天の星はただ見るだけで感動します。星座表アプリなどを利用して楽しむこともできますよ。

訪れる前に注意しておいた方がいいのはやはり天気予報!雲が多い時にはもちろん星は見られません。

虫にも注意が必要です。蚊に刺されると星の観察どころじゃなくなります。虫よけのスプレーや虫よけグッズなどを用意しておいた方がいいでしょう。

夏場はハブに要注意です。あまり緑が生い茂っている場所や岩場などには近づかないようにしましょう。ハブはアダンの果実を食べますので、実があるアダンには特に気をつけましょう。

ハブは冬でも暖かい日になるとたまに出てきますので注意する必要があります。

星空とサガリバナをセットで見に行くと一石二鳥でお得!

平久保半島は市街地からは遠いので、いくつかの観光スポットと組み合わせて行くことをおすすめします。

例えば星空とサガリバナを見に行くことをセットにしてはいかがでしょうか。6月~9月の間であればおすすめな組み合わせです。

「サガリバナ」とは夜に咲き、朝には散る花で石垣島に来たら是非ご覧になっていただきたい花の一つです。

「平久保のサガリバナ群落」で見ることができます。暗い場所なので、懐中電灯などの明かりが必要です。

星空を見ることを目的として平久保崎灯台を訪れる方は、サガリバナが見られる時間帯に合わせると奇跡の花「サガリバナ」も見られて一石二鳥で楽しめます!

まとめ

いかがでしたか。平久保崎灯台からの景色に興味を持っていただけましたでしょうか。

太陽の光が海に反射して輝く日中も、夕焼けが海面をオレンジに染める夕方も、満天の星が見られる夜も、それぞれ素晴らしいので、目的別に是非足を運んでみてくださいね。

石垣島に来る時期についてですが、沖縄・石垣島の降水量は全国的に見ても多く、晴天の日は少なめです。梅雨明けした6月下旬から7月になると晴天は続きやすいので、石垣島観光を計画されている方は石垣島の梅雨時期を避けることをおすすめします。

石垣島に滞在中は、石垣島を満喫していただき、ハッピーに過ごしていただけたら嬉しいです。